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アイアンチェアの選び方

鉄を取り入れたアイアンチェアは頑丈で耐久性にも優れているので壊れにくく、おしゃれでインテリア性が高いため人気を集めています。部屋に取り入れるだけでスタイリッシュな生活空間を演出できるため、北欧風でインダストリアルな雰囲気の部屋に演出したい人におすすめです。
しかし数あるアイアンチェアの中から、どんな商品を選べばいいのか悩む人もいるでしょう。そこで失敗しないアイアンチェアの選び方をご紹介します。

アイアン家具の特徴

アイアンとは鉄のことをいいます。古くからヨーロッパで発展したアイアンは、家具をはじめ門扉や窓枠、手すりなど幅広く取りいれられています。鉄製の家具というと機械的で冷たい印象を持つかもしれませんが、アイアン素材はデザイン性に優れているので部屋のインテリアに取り入れるだけでモダンでスタイリッシュな空間を作ることができます。

アイアン特有の無機質さが、インダストリアルな雰囲気を演出してくれます。無骨でアンティークな雰囲気のあるアイアンは、どんな素材と組み合わせても相性がピッタリなので、部屋のイメージに合わせて素材を選べる点も魅力です。
シンプルなデザインでもデコラティブなデザインでも、重厚感があり上品な雰囲気を引き立てます。そのためアイアンチェアをはじめ、アイアン家具は家庭だけではなくカフェや美容院、雑貨店などさまざまな業界でも取り入れられ注目されています。
またアイアン家具の魅力はデザイン性だけではありません。アイアン素材は熔接で組み立てているため、非常に頑丈で耐久性にも優れています。
組み立て式と比べても壊れにくいため、安全性が高いのでお子さまにも安心して使えます。また長期間使っていると経年変化があり、素材に深みが増して独特の味わいが出る点も魅力です。
通常ならデメリットになりそうな傷や錆が、アイアンの持つ独特のヴィンテージ感が増して、インダストリアルな雰囲気が深まります。そんなアイアン素材のダイニングチェアは、スタイリッシュな空間づくりに最適です。

サイズで選ぶ

アイアンチェアを選ぶときに大切なのは、サイズです。座ったときに椅子のサイズが大きすぎても小さすぎても、座り心地が悪く落ち着きません。座る人の身長やダイニングテーブルとのバランス、幅や高さなどが合っているかも座り心地を決める重要なポイントです。

特に椅子のサイズを選ぶときは、座面の高さをしっかり確認することが大切です。快適に座れる高さの目安として、座面の高さが身長の約1/4程度が理想的なサイズといわれています。座面の奥にしっかり座ったときに足の裏がぴったりとつき、ひざが90度になるのが座り心地の良いサイズです。

またダイニングテーブルの天板と、アイアンチェアの座面までの高さも大切なポイントです。座面からテーブルの天板までの高さが、27cm~30cm程度が快適な高さです。テーブルの高さを確認せずに椅子を購入した場合、立ったり座ったりするときや食事のときなどの動作にストレスを感じるかもしれません。

またテーブルの幅のサイズをチェックしておかないと、アイアンチェアを2脚おきたかったのに入らなかったということにもなります。もしお手持ちのダイニングテーブルはそのまま使い続け、アイアンチェアだけを買い足す場合は必ず事前にテーブルの高さや幅など細かいサイズを測っておくようにしましょう。

形状で選ぶ

アイアンチェアを選ぶとき、椅子の形状で選ぶことも大切です。椅子は体を支える部分が多いほど、体の負担を軽減できます。ダイニングで過ごす時間が長くひとりでゆったり座れるダイニングチェアがいいなら、背もたれやひじ掛けのあるアイアンチェアが落ち着きます。体を支える部分が多いので負担もかかりにくく、ひじ掛けがあるだけで楽な姿勢で体を預けることができます。反対に食事中は背もたれにもたれることがないという人や、解放感がありシンプルな方がいいならひじ掛けがない椅子がおすすめです。

また複数人で横並びに座ることができるベンチタイプなら、カフェのような雰囲気になりおしゃれな印象になります。背もたれ付きのベンチタイプを選べば、複数人でゆっくり過ごすこともできますよ。家族の人数が多い家庭や来客の多い家庭なら、座る人数をある程度は調整できるベンチタイプが活躍するでしょう。

座面や背面の素材で選ぶ

アイアンチェアを選ぶときは、座面や背面の素材もチェックしましょう。座面の素材は座ったときの座り心地や感触、座り続けたときの身体の負担などに大きく影響します。アイアンチェアの座面や背面によく使用されている素材は、レザー素材やファブリック素材、ウッド素材などが多いですが、素材によって座り心地やお尻の沈み方が異なるためしっかりと確認して選ぶようにしましょう。

またアイアンチェアは、組み合わせる素材によって雰囲気が大きく変わります。アイアン素材はシンプルでシャープなデザインなので扱いやすく、さまざまな異なる素材との相性がピッタリです。組み合わせる素材によってはクラシックな雰囲気、モダンな印象、高級感あふれるホテルライクな空間までざまざまです。アイアンチェアの素材を選ぶときは、座りごこちだけではなくどんな雰囲気にしたいのかも重要なポイントです。

レザー素材

座面や背面にレザー素材が使われたアイアンチェアは、上品で高級感があります。レザーの質感やカラーによっては、ヴィンテージカフェのようなクールな印象から、洋画に出てくるようなスパニッシュテイストな印象までさまざまな雰囲気を楽しめます。レザー素材のアイアンチェアは、高級ホテルのようなオシャレでモダンなお部屋にピッタリです。

レザー素材は汚れてもすぐに拭き取ることができるので、お手入れが簡単で使いやすいです。カビが発生しにくく清潔に使えるので、お子さまにも安心して使えます。また座り心地が良いので、ダイニングで長時間くつろぎたい人におすすめ。レザー素材のデメリットとしては、通気性が悪いので長時間座っているとお尻が蒸れることがあります。

ファブリック素材

暗く重たい印象のアイアン素材に、カラーバリエーションが豊富なファブリック素材を合わせることで、柔らかく優しい印象になります。明るいカラーのファブリック素材と合わせれば軽やかでカジュアルに、落ち着いたカラーのファブリック素材と合わせることでシックでモダンな印象に。合わせるカラーによって雰囲気が大きく変わります。

カラーや柄が豊富なので、部屋のイメージに合った素材を選びやすいのも魅力的です。綿や麻などの生地の素材でも雰囲気が変わります。伸縮性に優れていて肌ざわりもよく、柔らかいので座りこごちも快適です。

デメリットとしては、汚れやすいところです。コーヒーやケチャップなどをこぼしたときに、すぐに汚れを落とすことはむずかしくシミになりやすいです。取り外し可能なカバーならすぐに洗濯ができるのでいいですが、そうでなければ汚れが落ちにくくシミになりやすいので注意が必要です。

ウッド素材

アイアン素材と相性の良いのがウッド素材です。木目が美しいオーク素材を取り入れることで、あたたかく明るい印象になります。
また重厚感のあるウォールナット素材と合わせれば、モダンで上質な印象に仕上がります。シンプルでナチュラルなデザインなので、どんな部屋にも合わせやすいです。ウッド素材とアイアン素材は使いこむうちに色に深みと味わいが出てきます。どちらも丈夫で壊れにくいのも魅力ですね。

デメリットとしてはレザーやファブリックのようなクッション性がないため、長時間座り続けているとお尻が痛くなってしまう点です。座面はレザー素材やファブリック素材で、背面にだけウッド素材を取りいれたアイアンチェアなら座り心地もよくシンプルでナチュラルな雰囲気を楽しめます。

部屋の雰囲気に合わせて選ぶ

続いて部屋の雰囲気や理想のコーディネイトに合わせた選び方をご紹介します。アイアンチェアを取り入れることで、どんな雰囲気のダイニングにしたいのか考えて選んでくださいね。

ブルックリンスタイルにはダークカラーがおすすめ

アイアン素材と相性の良いのがウッド素材です。木目が美しいオーク素材を取り入れることで、あたたかく明るい印象になります。
また重厚感のあるウォールナット素材と合わせれば、モダンで上質な印象に仕上がります。シンプルでナチュラルなデザインなので、どんな部屋にも合わせやすいです。ウッド素材とアイアン素材は使いこむうちに色に深みと味わいが出てきます。どちらも丈夫で壊れにくいのも魅力ですね。

デメリットとしてはレザーやファブリックのようなクッション性がないため、長時間座り続けているとお尻が痛くなってしまう点です。座面はレザー素材やファブリック素材で、背面にだけウッド素材を取りいれたアイアンチェアなら座り心地もよくシンプルでナチュラルな雰囲気を楽しめます。

北欧風インテリアはベースをシンプルに

シンプルで美しい北欧風インテリアに統一させたいなら、天然木のホワイトオークの座面のアイアンチェアを取り入れることで、あたたかみのある明るい空間になります。ベースはシンプルに、アクセントとしてアイアンチェアを取り入れるのがおすすめ。ナチュラルなウッド素材は、空間全体に落ち着いた印象と温かみのある印象を与えます。植物を取り入れることで、さらに北欧風のナチュラルな雰囲気とリラックス効果のある癒し空間になります。

ナチュラル系インテリアにはオレンジやブラウンがおすすめ

ナチュラルテイストのインテリアには、オレンジやブラウンのファブリック素材のアイアンチェアを合わせることであたたかみのあるナチュラルな雰囲気になります。グリーンのラグやカーテンとも相性が良く、コーディネイトしやすいです。またやわらかい印象のオレンジ系のレザー素材でも、ハードになりすぎず部屋全体が明るくやさしい印象になっておすすめです。

まとめ

この記事ではアイアンチェアの選び方をご紹介しました。座面や背面の素材を変えるだけで、印象をがらりと変えることができるアイアンチェアはさまざまなインテリアと相性がピッタリです。部屋のコーディネイトもモダンやナチュラル、ブルックリンスタイルなど好みのインテリアテイストに合ったアイアンチェアを選んで、お部屋のアクセントにしてください。

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